注文住宅の内装をおしゃれに決めるためには?注意点も知っておこう!
注文住宅の内装はどのように選んだらおしゃれに決められるのか、気になる方も多いと思います。お客さんを招いたときに感心してもらえるように、ということも気になりますが、なによりご自身が毎日を過ごす空間のデザインだけに、後悔のないように決めたいものです。今回は、注文住宅の内装をおしゃれに決めるための方法についてまとめました。
注文住宅の内装はどう決める?
注文住宅の内装を決めるとき、方針としては、先に大まかなところを決めてから細かいことを決めていきましょう。その観点から考えると、まず全体のテイストを決めてしまうのがよいでしょう。
具体的には、ナチュラルや和風・モダンといったテイストを決めることから始めましょう。家のタイプが決まると、細かい部分の選択肢も絞り込めます。外装との兼ね合いも必要でしょうし、どのような室内で過ごしたいかということにもタイプによります。家具や水回りの設備も合わせる必要があるかもしれません。
そういった家の中のあらゆるものに関係してくることなので、直感的に決めるのではなく、どんな住まい方をしたいか、どんなものに囲まれたいか、といったような、建ててから実際に住むときのことを具体的に想像しながら決めることをオススメします。
テイストを決めたら、次に、使用する色を選びます。これも、部屋の中の印象を決める重要な要素なので、「好きな色」というよりも、どんな色合いの中で生活したいか、ということを考えながら決めることをオススメします。季節、時間帯、ご自身の年代、などいろいろな要素を絡めて、どんな色ならいつでもこの家にふさわしいと思えるかを考えてみてください。また、色の種類は2~3種類にしぼるとまとまった印象になりますよ。
そして、これらの方針合わせて、内装の細かいことを決めていきます。ハウスメーカーとの打ち合わせでは、主に次のようなことについて話しあいます。
一つ目は、床材・建具です。これも部屋の印象に大きく影響する要素の一つです。日々生活する軸になるので、日々のメンテナンスにも影響してきますね。二つ目は、天井や壁に貼るクロスの柄を選びます。床材との相性も見ながら決めていきましょう。三つ目は、照明を決めます。照明によっても部屋の雰囲気が変わってきますので、特徴を見ながらじっくり考えてください。
床や壁など大まかな設備が決定したら、水回りの設備などを決めていきます。ここは実際に使うところなので、デザインだけでなく、実際の使い勝手も考慮して選びましょう。
よりおしゃれに見せる内装ワンポイントテクニック
続いて、内装をおしゃれに見せるためのテクニックをご紹介します。まず、色の選択が重要だということをお話ししました。色の選択は、選択肢も多く悩みやすいところだと思いますが、多くても3色以内に収めることがポイントです。理由としては、あまりたくさんの色を使ってしまうと、全体的に落ち着かない印象を与える可能性があるためです。
また、ワンポイントとしてインパクトの強い色を使うのはよいですが、あまり前面に押し出すようにしてインパクトの強い色を使ってしまうと、これもやはり部屋の印象を強く左右してしまい、あとで後悔することになることがあるので注意してください。
そして、素材の組み合わせ方についてです。素材はそれぞれ醸し出せる雰囲気に特徴を持っています。その特徴を理解して選び、組み合わせることが大事です。
たとえば、紙は柔らかな雰囲気を出し、金属は重厚感があります。革だと高級感が演出できますし、布は紙と同様に柔らかい印象を与えます。ハウスメーカーとの打ち合わせで、必ずカタログを入手し、場所によってどんな質感のものを置いたらよいかを入念に検討してみてください。
注文住宅の内装を決める際に注意するべき点
最後に、注文住宅の内装を決める際に注意するべき点について触れておきます。初めにテイストを決めましたが、これにしたがって全体的な統一感を見てみてください。選んだ素材や色に違和感はないでしょうか。
テイストは家の中の雰囲気の基本的な方針になるものです。これにしたがって今まで各パーツを選んできたわけですが、改めてそれらを見渡して違和感がないかどうか見てみましょう。
細部でこだわってしまったがために、そこだけ意図せず変に悪目立ちしてしまうようなことはないでしょうか。当初、イメージしていた雰囲気が醸し出せているでしょうか。ハウスメーカーの担当者にもいろいろ相談してみるのもよいと思います。内装も建ててしまってからは変更が利かないため、入念に確認しておきましょう。
今回は、注文住宅の内装をおしゃれに決める方法を紹介しました。内装は、これから住み始めてからのご自身の大切なプライベート空間を演出するものです。ライフスタイルやご自身の好みに合わせて、最高の空間になるように決めたいものですよね。決めるべきポイントがわかっていれば、あとはご自身の要望を乗せていくことで選ぶことができると思います。ぜひ、その指針に今回ご紹介したことをご活用いただければと思います。